「宇宙とぶっつづきの自己」

2013-10-20

約137億年前にビッグバンによってこの宇宙が生まれましたが、生まれた直後の宇宙は、わずかに「りんご」程度の大きさだったようです。そこでは、原子も電子もなく、すべてが一つに溶け合っていました。

その頃の宇宙に知的生命体はいなかったと思いますが、もしいたら、宇宙と自分との区別がつかなかったことでしょう。「宇宙=自己」であったと思います。

それから137億年の月日が経ち、宇宙が大きく進化するとともに、不思議にも、地球は生命のあふれる豊かな星となり、60億を超える人間が暮らす世界となりました。

同じ人間同士であっても、国がことなれば、習慣や考え方も大きく異なります。価値観の多様化により、同じ日本人でも、同じ会社に勤務していて、毎日顔を合わせていても、人間同士がお互いをよく理解し合うことが難しい環境になりました。

反面、一度もあったことのない人間同士が、SNSなどインターネットのコミュニケーションを通じて、心の通い合う付き合いができたりします。携帯電話も、インターネットもなかった30年前には、全く想像もできない時代環境になっています。

沢木老師は、今から半世紀近く前の1965年に亡くなられています。
まだ黒いダイヤル式電話の時代でした。カラーテレビも、エアコンも、一般家庭には普及していない時代です。
反面、自然と人間との距離は、今よりはるかに近かったことでしょう。
 都会を少し離れて夜空を見上げれば、満天の星が頭上に瞬いていたのではないでしょうか。
 1960年代以降の高度成長が始まる前の日本にいては、東京のような大都会においても、現在よりはるかに多くの星ぼしが見えただろうと思います。

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