今東光の毒舌人生相談-その6「神や運命について」(5)

2013-05-03

今東光師は、神や仏と心を接する「接心」(せっしん)について、四国のお遍路(へんろ)さんを例に挙げて、説明しています。

<今東光師の回答-2>

四国巡礼は、菅笠(すげがさ)に、
「同行二人」(どうぎょう‐ににん)と書くんだが、

これは弘法大師(こうぼう-だいし)――お大師(だいし)さんが、「わしは、常におまえらと、一緒に居るんだ」と教えて、
人々を安心させたことから来ているんでね。

だから、いつまでも、その巡礼者は、同行二人(どうぎょう‐ににん)になる。

私とお大師(だいし)さん、お大師(だいし)さんと私
というものが歩いてて、
一緒に四国八十八ヵ所をお遍路(へんろ)できるという安心で、
みんな常にこの言葉を書くんだ。

「この世の人間の営みには、人の力の及ばない何かの力が、作用しているのではないかと、思えてならない」という質問者の感想を今東光師は、おおいに肯定して、その例として、四国八十八ヶ所の巡礼(お遍路さん)を上げています。
四国八十八ヶ所の巡礼(お遍路さん)とは、弘法大師(こうぼうだいし)空海(くうかい)が開いたとされる88箇所の寺(札所(ふだしょ))を巡拝することです。

四国全体を一周するような行程で、総延長は行路によって変わりますがが、全体で1100キロ~1400キロもあるそうです。
徒歩で歩けば40日もかかるそうですが、一度に全てを歩き通すことができない場合は、何回かに分けて巡礼することもできるそうです。

現在では、年間数十万人がお遍路さんに来られるそうです。おそらく、バスなどを利用したお遍路も含めての数でしょうが、歩いてお遍路をされる方もたくさんおられると思います。

私もいつか、歩いてみたいと思いますが、不精者ゆえ、まだ、その機会を得ていません。

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