呼べばこたえる山彦

2014-09-14

■無心が無心に応じる(3/3)

禅で修行する「無心の境地」とは、いいかえれば、「当たり前のことを当たり前にする」ことです。

無心といってよいほどの自然さをもって「当たり前のことを当たり前にすること」の大事さをこの禅話は教えています。これは、一見簡単なようにみえて、じつは難しいことです。

ビジネスの世界にあてはめれば、お客様から当然に期待されるサービスや製品を適切な価格で提供し、常にお客様に喜んでいただくことが、ビジネスにおける「当たり前のこと」でしょう。

とはいえ、それが十分にできるならば、その企業は間違いなく勝ち組になれると思います。

現実には、お客様からみて当たり前のサービスや製品を提供することが十分にできずに、負け組になる企業がたくさんあります。倒産する企業は、ほとんどが当たり前のことをできていないといえるでしょう。

ビジネスパースンにとって、自分の足元を見つめて、

「当たり前のことを当たり前にできているかどうか?」

と謙虚に自分を反省してみることは、さらなる成長のために大事なことです。

そのヒントがこの禅話にあるのではないでしょうか。

<ここがポイント>

1.悟りとは、無心の境地

2.「当たり前のことを当たり前にできる」ことが大事

3.成長のために、足元をみて謙虚に反省する

<9月のイス禅セミナー:ご案内>

 「禅の知恵と古典に学ぶ人間学勉強会」(原則月1回開催)

イス禅と禅仏教の古典(『無門関』など)に学ぶセミナーを

9月17日(水)に、秋葉原駅近くの区民会館で開催します。

前半は、誰でもできるイス禅瞑想の実修です。

休憩後の後半は、禅の古典からの講話となります。

禅に関心のある方は、どなたでも参加できます。

日時:2014年9月17日(水)19時~21時(開場18時30分)

場所:JR秋葉原駅そばの「和泉橋区民会館」

       (千代田区立の公民館)

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