瓦(かわら)を磨く

2015-08-15

諸般の事情で、昨年(2014年)秋からブログ記事(東洋思想に関するエッセイ)の更新が滞っていました。

セミナー開催報告は、事務局のランリグマーケティングさんの栗原さんのおかけで継続しておりましたが、エッセイは更新できませんでした。

この8月から、久しぶりに記事の再開できることになりましたので、これからは、週に1~2回の頻度で更新していきたいと思います。

さて、私は「スーパー広報術」(配信数13万部)という老舗のメルマガに、毎月2~3回、『ビジネスに役立つ禅の話』というテーマで原稿を掲載しています。(毎月、15日頃と月末頃に配信)

<スーパー広報術> http://s-pr.com/super-prway/

このブログでも、配信済みの原稿は、順次、ご紹介してきましたが、

今回は、第16号(2014年8月前半に配信済み)をご紹介いたします。

 

■一人で坐禅する修行僧(1/2)

禅の世界で「大師(だいし)」といえば、中国に禅を伝えたといわれる「達磨大師(だるま-だいし)」が有名ですが、もう一人、「大師(だいし)」と呼ばれた歴史上有名な禅僧がいます。それが、「馬大師(ばだいし)」馬祖道一(ばそ-どういつ)です。

馬祖(ばそ)は、8世紀の中国、日本でいえば奈良時代に活躍した偉大な禅僧です。優秀な後継ぎ弟子を80人以上も育てて、中国において禅宗が大発展したきっかけを作ったといわれます。その功績が大変大きいので、「馬大師(ばだいし)」と呼ばれるようになりました。

後継ぎが80人というと、大したことないように思うかもしれませんが、もし、20年ごとに、80人の禅師が80人の後継ぎの弟子を育てていけば、わずか100年後には、ねずみ算式に、32億人の弟子ができる計算になります。(実際には、それほどのペースは決して維持できませんが・・・)

ちなみに、中国最大の古典である『論語(ろんご)』の主人公である孔子(こうし)の優れた弟子は70名ほどと伝わっています。したがって弟子の数からいえば、「馬大師(ばだいし)」の方が勝っているほどです。

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