禅の知恵と古典に学ぶ人間学勉強会(5)開催致しました。

2014-07-19

2014年7月16日、和泉橋区民館にて第5回目の勉強会を開催致しました。
今回のテーマは「イス禅」、更に「古典に学ぶ禅の思想」ということで、『無門関』第四則 胡子無鬚(こす-むしゅ)の内容のお話をして頂きました。
この公案は、現代語訳では魚返善雄、西村恵信の訳を使い解説させて頂きました。

西天の胡子とは、六世紀にインドから中国に渡った菩提達磨(ぼだいだるま)のことである。あるいは、西洋から来た外人一般と見てもよい。
「達磨(だるま)さんには、なぜ鬚(ひげ)がない?」ただそれだけの短い問いであるが、短刀を喉元に突きつけたような力と鋭さがこもっている。特に「甚(なん)に因(よ)ってか」の一語は、古来、この公案の命であると言われている。なぜであろうか。
達磨の顔は茫々たる鬚に覆われている――これは周知の事実である。鬚がなければ達磨の顔ではない。鬚は達磨のシンボルであると言ってもよい。その茫々たる鬚面の達磨を指して或庵は、「なぜ鬚がない」と激しくつめよる。この矛盾がこの公案賞翫(しょうがん)の鍵である。「お前の顔になぜ鼻がない」と詰問するのと同じである。
厳然として「有る」ものに対して、なぜ「無い」と言うのであろう? 或庵(わくあん)禅師はいかなる見地から、実際に「鬚有る」ものを「鬚無し」と主張するのであろう?
無門禅師がこの公案を提示した究極の深旨はどこにあるのか?この矛盾の妙味をうなずき得ない者には、この公案の真髄はつかみ得ないであろう。

というように、とても難しい内容になっています。
しかし、わかなくて良いのです。
わからないからこそ公安であり、わかったと思っているとそれは、思い込みになってしまう。とおっしゃっておりました。

日頃抱えていること、不安なのこと、都心ですぐ行なえるイス禅はとても便利です。
疲れを癒しに是非次回もご参加くださいませ。
2014年8月18日「禅の知恵と古典に学ぶ人間学勉強会」

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