謙虚に感謝する心

2014-05-16

■四つの教え(1)

達磨大師(だるま-だいし)の4人の高弟は、それぞれ、優れた人物であり、優れた解答をしているように思います。

私たちのような凡夫にとっては、禅の教えを4つの側面から示してくださっていると理解した方が良いでしょう。

一人目の答えは、「マニュアル頼みでは、現実に対応できない。セオリーを踏まえながらも、常に変化する現実に対応していく」ことの大切さを示しています。
どのような優れた理論やスキルやノウハウも、それを使いこなすのは人です。マニュアル通りで正解の場合もありますが、逆にマニュアルに縛られて失敗するケースもあります。
どのような優れたセオリーも、現実に活用するためには、自分の頭で考えて工夫する姿勢が大事だということでしょう。

二人目は、「世の中は、常に変化し続けている。過去の成功や失敗に執着するべきではない。」ということを示しています。
仏教では、「諸行無常(しょぎょう-むじょう)」と言いますが、あらゆるものは常に変化し続けているということを2千年も前から教えています。
現代社会のように、変化のスピードの速い時代には、なおさら大切な観点ではないでしょうか。

社会が変化するからこそ、過去の成功事例が通用しなくなることがあります。反対に、失敗の経験も、そこから学ぶことができますし、変化する現実の中で失敗を取り返すチャンスも巡ってくることでしょう。

過去の成功や失敗にとらわれずに、常に新たな気持ちで現実に向き合うことが、ビジネスにおいても人生においても、大事なのだと教えてくれています。 (この項つづく)

<イス禅セミナーのご案内>

 「禅の知恵と古典に学ぶ人間学勉強会」(第3回)

イス禅と禅仏教の古典(無門関など)に学ぶセミナー第3回を
5月23日(金)に、秋葉原駅近くの区民会館で開催します。

前半は、イス禅の実修、休憩後の後半は、禅の古典からの講話です。
禅に関心のある方は、どなたでも参加できます。

日時:2014年5月23日(金)19時~21時 
場所:JR秋葉原駅そばの「ふれあい会館」(千代田区立の公民館)

詳しいご案内と申込みは、以下をご参照ください。

古典に学ぶ人間学勉強会

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