ラズロ博士の紹介ー2

2013-01-13

ラズロ博士は、「アカシック・フィールド」によって、宇宙全体が深いところで一つにつながっているという「全一世界(ホールワールド)」という自然観を提唱しています。

現在の自然科学で主流の考え方は、すべてをバラバラの物質的要素に還元して研究する「還元主義的な自然観」です。
そのような「還元的な自然観」は、自然や宇宙を巨大な機械のようにとらえることになります。

「還元主義的な自然観」では、世界を分子・原子・素粒子とどんどん細かく分けていって、それらの働きの組み合わせで自然を理解しようというものです。自然を精巧な機械細工か、あるいは、化学工場としてとらえる考え方です。
当然、人間も同様であり、物質の集合体として、精巧な生化学工場と捉えるわけです。
最近、急速に進歩している脳科学も、方法論としては同じです。脳の機能を細かく分析して、人間の心を脳を構成するニューロンの働きに還元しようというのが基本的な考え方です。

このような17世紀のニュートン以来の自然科学的な手法は、大変な成果を上げ、私たちの生活を豊かにしてくれました。
これからも、自然科学は、ますます、様々な成果を上げてくれることでしょう。人間の脳の働きについても、いっそう研究が進み、ある部分は、ニューロンの働きで説明できるようになると思います。

しかし、人間の意識や無意識を含めた心の全体像が、そのような還元主義的な手法によって、脳内の化学的・電磁的反応ですべて説明できるのでしょうか。

そもそも、38億年前の地球になぜ生命が発生したのか、また物質である私たちの脳になぜ意識や無意識などの心があるのか、今日の科学でも答えは出ていません。
ラズロ博士の「アカシック・フィールド」という未知の情報場を想定すれば、それらの現象には「アカシック・フィールド」がかかわっているということになります。

ラズロ博士が提唱する「アカシック・フィールド」によって、宇宙全体が深いところで一つにつながっているという「全一世界(ホールワールド)」という自然観は、宇宙もまた、巨大な生命なのだととらえています。
これは、私たち日本人の伝統的な自然観によくあっていると思います。
すべてを物質に還元する現在の自然科学の説明よりも、ずっと魅力的に感じるのは私だけでしょうか。

それでは、「アカシック・フィールド」とはどのようなものか、いかにご説明しましょう。

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