本来の面目とは?

2014-07-05

■慧能を追いかけろ!(1/2)

達磨大師(だるま-だいし)から数えて六代目の祖師(そし)である六祖(ろくそ)慧能(えのう)は、若いころ、師匠の弘忍(ぐにん)のお寺で雑用係(寺男:てらおとこ)をしていました。

弘忍(ぐにん)の寺には、先輩の修行者が700人もいたそうですが、慧能(えのう)は、修行者のために米つきをする最下級の役割でした。

寺男の慧能(えのう)は、じつは天才的な禅者でした。ある日「身も心もすべては空(くう)。本来無一物(ほんらい-むいちもつ)である。絶対的に清浄で、汚れようがない」という、悟りの本質をズバリと示した素晴らしい詩を作りました。

その詩によって、師の弘忍(ぐにん)に認められ、寺では最下級の雑用係なのに、ひそかに弘忍(ぐにん)から後継者に指名されたのです。

現代の企業に例えれば、新入りの中途採用の雑用係が700人抜きで、いきなり次期社長に指名されたようなものです。

もし、会社において、そのような社内序列を無視した人事が行われれば大騒動になることでしょう。それは、弘忍(ぐにん)や慧能(えのう)が活躍した1300年前の禅道場でも同じでした。
<この項、つづく>

<7月のイス禅セミナー:ご案内>

 「禅の知恵と古典に学ぶ人間学勉強会」(原則月1回開催)

イス禅と禅仏教の古典(『無門関』など)に学ぶセミナーを
7月16日(水)に、秋葉原駅近くの区民会館で開催します。

前半は、イス禅瞑想の実修です。
休憩後の後半は、禅の古典からの講話です。
禅に関心のある方は、どなたでも参加できます。

日時:2014年7月16日(水)19時~21時(開場18時30分)
場所:JR秋葉原駅そばの「和泉橋区民会館」
(千代田区立の公民館)

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