2017年1月26日(木)「禅の知恵と古典に学ぶ人間学勉強会」開催しました。

2017-01-27

誰もが本来、仏教と同じ美しい心、宝物のような心を持っているという教えです。

 

ただ、日々の忙しさやストレスでマイナス感情の意識が生まれ(煩悩)自分の宝物を忘れてしまっている。

これを禅の瞑想により心が「空(くう)」に近づく時間を持つ事で仏様(サムシンググレート)の世界と一体に近づく!
それを固く意識して行う事ではなく自然と1日10分イス禅をするだけでも誰もが持っている心の宝物が自然に輝きますという事で
難しく取り組む事なくイス禅をベースに開催しております。

今回は衆知にも連載されている笠倉先生の記事から

 

 

心こそ仏である馬大師の大説法

即心則仏(心こそ仏である)
馬祖道一は中国禅宗史上における屈指の大禅者
(話によると、お弟子さんを80人も育てたとのこと)

ある時、大梅という修行僧が馬祖に「如何なるこれ仏」
と問いたところこの問いの意味するところは
「禅の教えの核心は何ですか?」ということ。

定義や説明ではなく禅が目指す仏の境地そのものを
示してくださいという禅門では最も重要な問い

それに対して馬祖は「即心則仏」と答えました。
「仏は即ち心なり、心は即ち仏なり」ということで
そういうお前の心が仏だ!と馬祖は大梅に突き付けた。

私達の心は、うれしい、悲しい、憎い、かわいいなどいろいろな感情がいつも動いています。また、過去を後悔したりどうなるか分からない未来を心配して様々な思いに悩まされます。そのような揺れ動く感情や思いを仏教では妄念といいます。
妄念には実体がなく空に湧く雲のようなものであると禅ではとらえます。私達の心の本体はこの揺れ動く妄念の雲ではなく雲の背景にある澄み渡った青空にあたるもの。俺が俺がという我執に囚われなければ心は無限にひろやかなものになります。
そのような小我から脱し、ひろびろと澄み渡った心こそが「仏」であると馬祖は言っている。

禅の知恵と古典に学ぶ人間学勉強会開催しました。

禅の知恵と古典に学ぶ人間学勉強会開催しました。   

 

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