『新緝 森信三全集』について
すでに『新緝 森信三全集』の販売が終了していることもあり、致知出版社のHPからは、『新緝森信三全集』の広報ページは削除されているようです。
ただ、「社団法人実践人の家」には、広報ページが残っており、それを見ると全集の概要が分かります。
また、イエローハットの鍵山秀三郎氏やSBIの北尾吉孝氏をはじめ、そうそうたるメンバーが推薦の言葉を載せています。
「社団法人実践人の家」:『新緝 森信三全集』の広報ページ
http://www.jissenjin.or.jp/bookshop/B039.html
推薦者の中から3名の方の推薦の言葉をご参考までに、以下にご紹介いたしましょう。
【『新緝 森信三全集』全8巻の刊行に寄せて】
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森信三先生は現代における民族の師父
(中江)藤樹先生だと思わせて頂いています。
人類は西欧民族の切り開いた科学文明によって
未曾有に発展しましたが、
今その弊害にも苦しめられるようになっています。
先生は抜群に役立った科学文明の陰りを予測していられて
次の時代に私達が生きていく柱の哲学とも言える
全一学を確立して用意して下さいました。
(ハガキ道伝道者 坂田道信)
* *
運命の書──『新緝』の再刊
父森信三は70歳で『全集』25巻を刊行した。
しかし80歳を超え、従来の哲学では表わし切れない
「全一学」の体系化に取り組み、
86歳で死力を尽くして『続全集』8巻の刊行に至った。
今度『新緝』として甦った本書が、
日本人の所依経となることを祈願します。
(実践人の家常務理事 森迪彦)
(注)森迪彦氏は、森信三先生の三男です。
* *
森信三先生に初めてお会いしたのは昭和60年。
ご生前の先生はマス媒体に距離を置かれ
世間的には無名であったが、なぜか『致知』には心を許され、
度々ご登場いただいた。
幻の名著『修身教授録』の出版も快諾下さった。
爾来、先生の徳風を慕う人びとの
絶版久しい全集の復刊を望む声はいや増し、
『致知』創刊35周年記念出版として
『新緝 森信三全集』発刊の栄誉を担うことになった。
道縁の有り難さに合掌するのみ。
(致知出版社社長 藤尾秀昭)