第1号[ジョブズが禅から学んだこと]
2014-03-12
昔は、「知識」をたくさん持っている人は、それだけで尊敬されました。
しかし、「知識」や「情報」の量では、コンピューターに勝てる人間はいません。
ネット検索で短時間にあきれるほど大量の知識や情報を集めることができます。集めようと思わなくても、日々、新しい情報が大量に飛び込んできたりします。
そうなると、「知識」の量よりも、「知識」や「情報」をどのように使いこなすのか?が大事な問題になってきます。
コンピューターが運んでくる「知識」や「情報」を主体的に使いこなすのが、人間の「智慧」です。
では、「智慧」の力を磨くには、どうしたらよいのでしょうか?
色々な方法があると思いますが、
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という格言があるように、
歴史的に評価が高い賢人の教えに学ぶのが、基本的で確実な方法であろうと思います。
なぜなら、人間をとりまく環境は、時代によって大きく変化しており、今も、日々変化しつつありますが、人間の本質は簡単には変わらないからです。
2500年の歴史を持つ禅の教えも、人間の本質に対する鋭い洞察を含んでおり、それを私たちに教えてくれるものです。
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