般若心経についてーその2本文と山田無文老師の現代語訳(5)
2013-05-03
こーちーはんにゃーはーらーみーたー ぜーだいじんしゅー
故知般若波羅蜜多、 是大神呪、
ぜーだいみょうしゅー ぜーむーじょうしゅー
是大明呪、 是無上呪、
ぜーむーとうどうしゅー
是無等等呪、
のうじょーいっさいくー しんじつふーこー
能除一切苦、 真実不虚。
(だからこの偉大なる英智こそ、最も神秘的な呪文であり、
最も光輝ある呪文であり、地上最高の呪文であり、
他に比類なき呪文である。
この呪文が世の一切の苦難を排除することは、
まさしく真実であって、一点の虚妄も無い。)
こーせつはんにゃーはーらーみーたーしゅー そくせつしゅーわつ
故説般若波羅蜜多呪。 即説呪日、
(ではその偉大なる英智の呪文を示そう。)
ぎゃーてー ぎゃーてー はーらーぎゃーてー
羯諦、 羯諦、 波羅羯諦、
はらそうぎゃーてー ぼーじーそわかー はんにゃーしんぎょう
波羅僧羯諦、 菩提薩婆訶、 般若心経。
(救われた。救われた。完全に救われた。
みんな完全に救われた。 ここがお浄土だった。
般若心経(はんにゃしんぎょう)
以上が、『般若心経』の本文と山田無文老師による現代語訳です。
これを踏まえて、次回以降に、本文にそって、私自身の解釈あるいは感想を書いていきたいと思います。
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