第1号[ジョブズが禅から学んだこと]

2014-03-12

この「無」は、現代風に言えば

「知識や理屈や情報にとらわれずに、頭を徹底的にシンプルにせよ!」

ということになるでしょう。

足し算の発想で、あれもこれもと要素を加えていくと、複雑になるばかりでポイントがぼやけます。

ピンボケ写真を見ても、何が写っているかわかりません。

むしろ引き算の発想で、重要でないものをドンドン捨てて、最も重要なものにフォーカスできれば、問題の本質が見えてきます。

そうなれば、たいていの場合、おのずと解決策に気がつきます。

これこそが、ジョブズが学んだ禅の「智慧」であり、私たちにとっても学ぶ価値がある教えと思います。

「智慧」をいかに磨いていくかが、21世紀のビジネスでは、これまで以上に大事になるのではないでしょうか。

<ここがポイント>
1.21世紀は「知識」よりも「智慧(ちえ)」の時代

2.スティーブ・ジョブズは、禅から「シンプル」を学んだ

3.引き算の発想で、大事なものだけにフォーカスしましょう

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