代表プロフィール

略 歴

1961年生まれ。東京都出身、開成中学・開成高校卒。
1980年に早稲田大学政治経済学部入学後、深刻なノイローゼ(うつ病)となり、臨済宗円覚寺系統の人間禅道場に入門して熱心に坐禅をしました。

3年間、大学を休学して、坐禅と読書に打ち込み、ようやくノイローゼ(うつ病)を克服し復学できました。復学する時には、中国古典を学びたいと思い、政経学部から早稲田大学第二文学部に転部しました。
結局、足掛け8年間もかかって、1987年9月に早稲田大学第二文学部東洋文化専修を卒業しました。(わがままを許してくれた親に感謝です)

大学卒業後は、教育者になることを目指し、高校や学習塾で国語科講師をしていましたが、自分の力量不足もあり、教科書中心の教育に限界を感じるようになります。さらに、人を教えるためには、学校以外の世界、とくにビジネスの現場を知りたいと考えるようになりました。

そこで、28歳の時、教員を辞めて、公認会計士試験にチャレンジすることを決意しました。ゼロからのスタートだったので、かなり苦労しましたが、幸い2 年半後の1992 年10月に公認会計士試験に合格でき、4 大監査法人の一つである、あずさ監査法人(当時は、朝日新和会計社)に入社しました。

あずさ監査法人では、上場企業の監査を中心に、株式公開準備企業のIPO コンサルティング、M&A や企業再生のためのデューデリジェンスなど、公認会計士として幅広い経験を積むことができました。

2008 年、15 年間勤務したあずさ監査法人から、元の上司が設立したアーク監査法人に転職しました。数千人規模の大手監査法人から、数十人規模の中小監査法人のパートナー(出資者兼役員)に就任したことで、企業経営の視点をより体験的に理解できました。

2010 年、18 年間に及ぶ監査法人生活を辞め、独立起業しました。
監査法人時代の経験を通して「人材こそ、企業の宝である」と痛感し、欧米とは異なる日本的な「徳のある経営」が日本の中小中堅企業では大事であると考え、有徳経営研究所㈱を設立しました。

会社といっても、個人事務所と変わりないので、私がすべて対応しています。
年商数億円から数十億円規模の中堅企業の経営者を支えるのがメインの仕事です。

顧問先の毎月の経営会議に出席させていただき、会社の状況を踏まえて、公認会計士の視点で適宜アドバイスをいたします。

個別の問題についてのご相談については、社内の情報を共有して、経営者と一緒に考え、より適切な解決策を考えるお手伝いをします。社内とは異なる視点から考えることで、解決策が見つかることも多いものです。

また、リクエストに応じて、経営幹部や社員の皆様向けに毎月定期的な継続研修も行っています。

研修テーマは、「イス禅」というメディテーション(瞑想)研修や「論語」の人間学、経済トピックスなどがテーマです。

「イス禅」は、だれでも実践できる簡単な禅的瞑想法です。
アメリカで流行している「マインドフルネス瞑想」もベースは仏教の瞑想法であり、「イス禅」と本質的には同じものです。

「イス禅」研修では、イス禅のやり方を丁寧に説明した後、皆さんと一緒に10分間程度の「イス禅」を実際に行います。そのあと、禅の古典にある禅問答の話をご紹介しています。

禅問答は、「わけのわからない話」の代名詞になっていますが、実際には、きちんと意味があり、世間的なものの見方と異なる角度からものを見る視点を与えてくれるものです。

「論語」は、日本人が熱心に学んできた中国古典の王様で、人間学の知恵の宝庫です。重要な章を素読(音読)し、その意味を味わいます。

禅であれ、論語であれ、日本人の心のDNAに受け継がれている教えですので、研修の中では、適宜、松下幸之助さんのような偉大な経営者の言葉も併せて紹介しています。

クライアント企業や経営者に寄り添い、経営者を精神的に支え、短期的な成果より、長期的な企業の発展を考えるのが、私の持ち味です。

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